ふるさと納税、豪華な返礼品が楽しみなのに大幅な見直し!?

生活

地域の特産品など各自治体厳選の返礼品で人気のふるさと納税。私も2~3の自治体に寄附していますが、2017年度の寄附額は、過去最高の約3,653億円とその人気は右肩上がりとなっています。ところが、過度な返礼品などで寄附金を集める自治体が横行していることなどから、総務省がふるさと納税の制度そのものの見直しを検討しているんです。今回は、ふるさと納税について考えます。(本記事は2018年10月26日現在のものです)

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ふるさと納税の寄附額は右肩上がり

ふるさと納税は、生まれ故郷や住んでいる自治体以外でも、自分が応援したい自治体に寄附ができ、自己負担の2,000円を超える部分については、一定の上限まで所得税や個人住民税から全額が控除される制度です。さらに、多くの自治体では独自の取り組みとして返礼品の送付を行っており、ふるさと納税の人気に拍車がかかっています。

総務省が全ての地方自治体(都道府県47団体、市区町村1741団体)を対象に実施した「ふるさと納税に関する現況調査」によれば、2017年度におけるふるさと納税の寄附額は約3,653億円にのぼり、前年度の約1.3倍とまさに右肩上がりとなっています。

出典:総務省ホームページ(ふるさと納税に関する現況調査結果について

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ふるさと納税のメリット

各自治体にとっては、故郷を離れた若者などから寄附金として税金を納めてもらうことが期待出来ますし、寄附金が増えれば特産品の需要も増えるということで地域の活性化に繋がるなどのメリットが期待できます。

一方、私たち一般市民にとって、ふるさと納税のメリットは、2,000円で豪華な返礼品が期待できるところです。一見、節税みたいなイメージがありますが、本来、国や住んでいる自治体に税金を支払うところを、寄附金として応援したい自治体に支払っているので、支払う税金が減っているわけではないんですよね。ですから、豪華な返礼品が貰える自治体に必然的に人気が出るわけです。

私も、毎年ふるさと納税してますが、今年は、桃やお米を返礼品としていただきまして、今はミカンの到着を楽しみに待っているところです。

 

 

総務省による返礼品競争の抑制

この返礼品ですが、多くの自治体がこぞって豪華な返礼品を用意して、寄附金集めに走ったために、総務省がこれまで数回にわたって"総務大臣通知"を発出して、返礼品の取り扱いについて各自治体に注意喚起を行ってきました。具体的には、次のようになっています。

 

返礼品の価格や、返礼品の価格の割合(寄附額の何%相当など)の表示などは行わないこと。

② ふるさと納税の趣旨に反するような返礼品は送付しないこと。

金銭類似性の高いもの(プリペイドカード、商品券、電子マネー・ポイント・マイル、通信料金等)
資産性の高いもの(電気・電子機器、家具、貴金属、宝飾品、時計、カメラ、ゴルフ用品、楽器、自転車等)
価格が高額のもの
・寄附額に対する返礼品の調達価格の割合の高いもの

③ 返礼割合に関しては、少なくとも、返礼品として3割を超える返礼割合のものを送付している地方団体においては、速やかに3割以下とすること。

出典:総務省ホームページ(ふるさと納税ポータルサイト)に加筆

 

過去には、豪華な返礼品で賑わっていたふるさと納税ですが、こうした総務省の横やりで水を差された状況なんですね。私としては、返礼品が楽しみで寄附しているようなものなので、こういう展開になってくるとテンションがどっと下がります。

返礼品を準備するのは自治体ですし、それで寄付額が増えて自治体が潤えば、別に返礼割合を3割以下にする必要は無いと思うんですが寂しい限りです。

返礼割合3割以上で頑張っている自治体

こういう動きの中、いまだに豪華な返礼品で頑張っている自治体もあります。総務省の言うことを聞かない自治体ってことですが、私にとってはウエルカムな自治体です。

出典:総務省ホームページ(ふるさと納税に関する現況調査結果について

 

上記自治体の主な返礼品は次のとおりです。(2018年10月26日現在)
いずれの自治体も工夫した返礼品ですね。なお、一部自治体では、総務省の通達を踏まえてなのか、返礼品の見直しを予定しているところもあります。

いずれにしても、返礼品に魅力が無くなった時点で、ふるさと納税の魅力も半減ですね。この制度、別に節税になるわけでもありませんし、多くの一般市民にとっては、2,000円の持ち出しで自分が欲しいと思った豪華な返礼品を貰うことが目的ですから、もうそこで破綻だと思うんですよね。

 

茨木県境町 【平成30年産】茨城県のお米4種食べくらべ20kgセット

岐阜県関市 関孫六 ダマスカス 三徳包丁

静岡県小山町 富士国際G・Cゴルフプレー利用券2枚

滋賀県近江八幡市 【献上品】近江牛味噌漬け

大阪府泉佐野市 黒毛和牛小間切れ切落し2.2kg

福岡県宗像市 「博多めんたいもつ鍋」国産牛もつと明太でバリウマ!

福岡県上毛町 【大平樂】特盛り九州産豚切落し(4Kg) 

佐賀県唐津市 【創業60年】老舗肉屋の特上ハンバーグ10個

佐賀県嬉野市 極上特大うなぎセット(3尾入りタレ付き)

佐賀県基山町 サントリー ザ・プレミアム・モルツ350ml缶(24本)1ケース

佐賀県みやき町 国産牛しゃぶすき2kg

大分県佐伯市 豊後とらふぐ ふぐちり鍋用

出典:ふるさとチョイスホームページ

さとふるホームページ

 

まとめ

いま住んでいる自治体以外でも、自分が好きな自治体を寄附という形で応援できるふるさと納税。その一番の魅力はなんといっても豪華な返礼品なのではないでしょうか。一部の自治体が返礼割合の高いものを返礼品としていることに対して、総務省が何やら横やりを入れているみたいですが、全ての自治体が一律3割以内の返礼割合なんてことになったら、自治体の特産品こそあっても、返礼品を通じてそこの自治体の特徴をアピールすることは難しいでしょうね。総務大臣通知を受けた全国の都道府県がどう市町村を指導していくのか注視したいと思います。

 


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