「不法投棄」ゴミを正しく捨てないと懲役または罰金です

生活

ゴミを捨てるのに困り、自販機の隣りにある空き缶用のゴミ箱に捨てた。あるいは、家庭ゴミをコンビニのゴミ箱に捨てた。こういう経験ありませんか?

これ廃棄物処理法でいうところの不法投棄に該当するんですよね。場合によっては懲役または罰金が科せられることもあります。また、ゴミの不法投棄は環境破壊につながるおそれもあります。

今回は、私たちが生活していく中で毎日のように出るゴミと正しい捨て方について考えます。

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1年間で排出されるゴミの量は東京ドーム約116杯分

私たちの日常生活において、毎日のように生まれるものがゴミです。紙くず、プラスチックゴミ、空き缶、ペットボトルなど、次から次へとゴミが排出されます。自治体によって分別方法なども違いますが、可燃ゴミ、不燃ゴミ、資源ゴミ、粗大ゴミに分類できると思います。

 

上のグラフはゴミ総排出量の推移です。少しずつですが減少傾向ですね。また、平成28年度における全国の一般廃棄物ゴミの総排出量は4,317万トン(東京ドーム約116杯分)、1人1日当たりのごみ排出量は 925グラムです。
出典:環境省ホームページ(一般廃棄物の排出及び処理状況等(平成28年度)について

 

ゴミを焼却するときに発生するダイオキシンなどの環境問題や、焼却灰を埋め立てる最終処分場の確保の問題などもあって、ゴミを取り巻く問題については様々な取り組みがされていますよね。スーパーのレジ袋を使わずにマイバックで買い物をしたり、自治会単位でゴミの分別によるリサイクル運動を推進したり、その取り組みは全国に広がっています。

我が家もスーパーに買い物に行くときはマイバック持参です。余談ですが、私が通うスーパーでは、レジで「この袋に入れてもらえますか?」とマイバックを差し出すと店員さんがすばやく詰めてくれるので大助かりです。

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不法投棄の実態

このようなゴミですが、相変わらず不法投棄が社会問題になっています。キチンと自治体のルールに従って分別収集されればよいのですが、最近ではゴミ収集を有料化している自治体も多くあり、一部の心無い人たちがルールを守らずに河川敷や山林などにゴミを不法投棄しています。

それらゴミの種類も、家庭ごみはもとより、使い古した家電や家具などの粗大ごみ、オートバイや自動車、事業所が捨てたと思われるドラム缶などさまざまです。

こうした不法投棄されたゴミは、行政機関と所轄の警察により誰の仕業であるのか調査されます。犯人が見つかって廃棄物処理法違反になれば、逮捕そして懲役または罰金となります。しかし、なかなか犯人の特定までは難しいようですね。

最近では、河川敷などで頻繁に不法投棄される場所については、赤外線カメラなどによる監視も行われていますが、なかなか不法投棄は減らないですね。下のグラフは産業廃棄物の不法投棄事案のうち、1件あたりの投棄量が10t以上という悪質事案の推移です。最近の傾向はほぼ横ばいとなっています。

出典:環境省ホームページ(産業廃棄物の不法投棄等の状況(平成28年度)について

コンビニでも相次ぐ不法投棄

ゴミの不法投棄はコンビニでも行われています。コンビニのゴミ箱に家庭ゴミを平然と捨てている人を見かけたことありませんか? 大きなゴミを無理やり突っ込んでいる悪質な人です。ああいう光景、子供とかに見られても恥ずかしくないんですかね。

一方のコンビニも黙っていません。最近ではゴミ箱を店内に設置する店舗がかなり増えています。コンビニ側にしてみれば、違法に持ち込まれた家庭ゴミをいちいち分別して処理しなければならないので当然の措置ですよね。

私の場合、ジョギングやロードバイクの途中で立ち寄ったコンビニでジュースやおにぎりを飲食することが多いので、店内にゴミ箱が設置してあれば十分です。

コンビニ各社のホームページで、ゴミ箱の設置基準を調べたところ、次のようになっていました。

セブンイレブン

行政による分別・リサイクルへの協力を促進していくために、セブン-イレブンでは店内専用のゴミ箱を開発し、店頭から店内へ設置場所の変更を進めています。お客さまにご理解をいただき取り組んでいる結果として、ゴミの分別による資源化の促進、周辺の美化などのほか店舗でのゴミ分別作業負荷の軽減にもつながっています。

ローソン

店舗のクリーンボックス(ごみ箱)は、各自治体の分別基準に基づいて設置しています。収集基準が細分化されている地域では最大で、紙類、プラスチック類、ペットボトル、カン・ビンの4種類に分けています。なお、2013年度からの新規店舗や改装店舗のクリーンボックス(ごみ箱)については、原則、店内設置を基本にしています。

ファミリーマート

廃棄物の分別の徹底を図り、行政の指導による廃棄物管理が徹底できるよう、2016年度よりゴミ箱の店内設置を標準化しています。

不法投棄は懲役または罰金

不法投棄については、廃棄物処理法で罰則規定が明記されています。

  • 第16条 何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない。
  • 第25条14項 第16条の規定に違反して廃棄物を捨てた者は、5年以下の懲役若しくは、1,000万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。

現在のところ、主に産業廃棄物の不法投棄など悪質な事案に罰則規定の適用がされているようですが、コンビニのゴミ箱に家庭ゴミを捨てる行為もれっきとした不法投棄です。本来捨てるべきではない場所に家庭ゴミを捨てるわけですから当然ですよね。悪質な常習犯はガンガン取り締まってもらいたいところです。

ゴミの正しい捨て方

さて、ゴミの正しい捨て方については、各自治体ごとにルールが決められています。東京都港区の例であれば次のとおりです。

 

カップ麺や弁当のプラスチック容器は、汚いままだと「可燃ゴミ」ですが、軽くすすげば「資源ゴミ」です。また、空き缶やペットボトルは「資源ゴミ」ですが、タバコの吸い殻など異物は入れないように注意が必要です。

一方、資源ゴミである新聞紙や空き缶などを勝手に持ち去ることは条例違反になり、20万円以下の罰金となります。

ゴミの分別って最初は面倒ですけど、慣れれば大丈夫ですよね。家庭ゴミをコンビニのゴミ箱に捨てるような人は、言っちゃあ悪いですがそのうちバチが当たると思いますよ。

まとめ

生活が便利になった一方で、こうしたゴミの不法投棄は後を絶ちません。悪質なケースでは環境破壊につながるような事案もあります。私たちは、一般廃棄物から産業廃棄物に至るまで「ゴミの不法投棄は絶対にしない。」という強い意識をもって、キチンとルールを守ることが大切だと思います。

 

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