地震でエレベーターに閉じ込められたときの対処法

自然災害

2018年6月18日午前8時ごろ、大阪府北部を震源とするマグニチュード6.1の地震が発生しました。

この地震により大阪府大阪市北区・高槻市・枚方市・茨木市・箕面市の5市区では最大震度6弱を観測。電気、ガス、水道などのライフラインは全て止まり、関西の交通網は大混乱に陥りました。また、倒壊したブロック塀の下敷きになって女児が死亡するなど、死者5人、負傷者370人以上、住宅の損壊300棟以上という大きな被害が出ています。

このような大規模な地震が発生したときにエレベーターに乗っていると、エレベーターが自動停止して閉じ込められるおそれがあります。

今回は、エレベーターに閉じ込められたときの対処法について考えます。

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近畿圏のエレベーター339基で閉じ込めが発生

大阪北部地震の発生により、近畿圏ではエレベーターがあちこちで止まり、たくさんの人がエレベーターの中に閉じ込められるという緊急事態になりました。
国土交通省によると、わかっているだけでも滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県の5府県で、なんと計339件ものエレベーター内の閉じ込めが発生していたんです。

国土交通省によると、エレベーターは全国に約73万5千基、大阪府には約7万4千基あります。平成21年以降、揺れを感知すると最寄り階で自動停止する「地震時管制運転装置」の導入が義務化されましたが、依然として未整備の旧型も多く残っていて、閉じ込めの一因となっているようです。

 

今回の地震によるエレベーターの閉じ込めは、大阪267、兵庫41、京都25、奈良5、滋賀1の計339件となっていて、東日本大震災の210件、熊本地震の54件を大きく上回っているようです。これはエレベーターがたくさん動いている近畿圏の都市部で発生した地震ということもあるんでしょうね。

マスコミ報道によれば、大阪府では小中学生4人が最大45分間もエレベーターに閉じ込められたそうですが、無事に助かってなによりです。

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エレベーターは震度4で自動停止

エレベーターは震度4以上の揺れで自動停止するようです。その後、現場に技術者が到着し、点検の結果「異常なし」と判断されるまでエレベーターは動かせないみたいなんです。今回、大阪を中心に点検箇所が広範囲であったことに加えて、交通渋滞で技術者の到着が大幅に遅れたことも復旧が長引いた原因みたいですよ。

日本エレベーター協会によると、復旧を最優先するのはエレベーター内に閉じ込められた人の救出。次いで病院などの建物行政機関が入る公共施設高さ60 m以上の高層住宅の順で復旧を進め、一般のマンションは最後になるらしいです。

 

出典:日本エレベーター協会ホームページ

エレベーターに閉じ込められたときの対応

では、エレベーターを使用中に地震が発生して、エレベーター内に閉じ込められてしまったらどうすればよいのでしょうか。
日本エレベーター協会によると、エレベーターを利用中に地震に遭遇したら、次の行動を取るようになっています。

1.揺れを感じたら、行先階のボタンを全部押す
揺れを感じると最寄階で自動的に停止する安全装置がついたエレベーターもありますが、利用中の方もご自身で “すべての” 行先階ボタンを押し、最初に停止した階で降りてください。
2.万一閉じ込められたら、インターホンで通報してください
無理に脱出をしようとすると大変危険です。エレベーターは必ず外部と連絡がとれるような装置(インターホン)がついていますので、状況を正確に通報し、救助をお待ちください。
3.停電しても、あわてずに救助をお待ちください
地震とともに停電が発生した場合は、ただちに非常用バッテリーが起動して非常用照明が点灯します。カゴ内がまっ暗になることはありませんので、落ち着いて外部と連絡をとり救出をお待ちください。

出典:日本エレベーター協会ホームページ(地震発生時の安全対応

 

 

行先階のボタンを全部押すというのは、とっさには難しいかもしれませんね。私もエレベーター内で大きな地震に遭遇したことが無いので分かりませんが、壁にもたれて揺れが収まるのを待つだけで精一杯かもしれません。いっそのこと、地震の揺れを察知したらエレベーターが勝手に各駅停車ならぬ各階停車モードに切り替わってくれれば楽なんでしょうけど・・。

さて、エレベーターには、ビルの管理人室や警備室などと直接連絡できるインターホンが設置されています。どういう状況であるかを説明して救出を待つのがベストです。地震の激しい揺れで携帯基地局が被災したり、回線が混み合うとスマホも繋がりません。なお、エレベーター内は十分な通気性が保たれているので窒息の心配はないとのことですよ、当然ですよね(笑)。また、停電になっても非常用バッテリーで非常用照明が点灯するので、エレベーター内がまっ暗になることはありません。

とにかく、あわてずにインターホンで外部と連絡をとって、救助を待つしかないようですね。トイレの心配などありますが、緊急事態なので閉じ込められた人たちで協力し合うしかありません。

また、その後の余震の心配もあるので、エレベーターを使っていなかった人も、避難するときにはエレベーターを使わずに階段で下の階へ降りることが大切です。

まとめ

私は、健康管理のために日頃からエレベーターでなく階段を使うようにしています。5~6階くらいであればいい運動にもなりますよね。よく映画でエレベーターの天井を外して上に出るようなシーンがありますが、決してそのような危険な行動はとらずにじっと救助を待つことが重要です。

 

 

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