【南海トラフ地震】地震に対して油断してしまう時間帯とその備え

リスク管理

日本に住んでいる限り、いつ大地震に襲われてもおかしくありません。深夜の就寝中、お風呂で入浴中、トイレの中、会社の飲み会、通勤電車の中、いろいろなケースが考えられます。

台風であれば、あらかじめ進路や大きさ・強さが分かっているので、「今夜は台風が接近するからしっかりと備えよう」ということになりますが、地震はまるで違います。

いつ、どこで起きるか全く予測できないのが地震です。また、どれくらいの時間、どれくらいの強さで揺れるのか、こうしたことも全く分かりません。

これが南海トラフ地震のように震度7クラスの地震であったら大変です。ただひたすら地震が収まるのを待つしかありません。

今回は、「地震に対して油断してしまう時間帯とその備え」についてです。

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地震に対して油断する時間帯

南海トラフ地震が今後30年間に発生する確率は70~80%と言われています。しかし、ここで問題なのが、70~80%といっても「いつ起きるか分からない」ことなんです。

24時間365日、ずっと地震のことばかり考えているわけにも行きませんよね。つまり、地震に対して油断してしまう時間帯がどうしてもできてしまうんです。

  • 深夜、就寝中
  • お風呂で入浴中(シャンプーで洗髪中とか)
  • トイレの中(用を足しているとき)
  • 会社の飲み会(酔っぱらって記憶がないようなとき)
  • 通勤電車の中(満員電車に揺られて、身体の身動きが取れない状態)

こうしたときは地震のことなんてあまり考えないのではないでしょうか。

裏を返せば、これらの時間帯に大地震が起きたら、私たちはひたすら地震の揺れが収まるのを待つことしか出来ません。もしかしたら命の危機に遭遇する可能性もあります。そして、揺れが収まったあとも直ちに次の行動に移りにくい状況とも言えます。

停電や断水も想定した方がいいですね。地震の発生によって停電する確率はかなり高いでしょう。夜間であれば家の中は真っ暗です。また、断水になれば水も止まってしまうのでシャンプーを洗い流すことすらできません。

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油断しても大地震に対応できるようにしておく

こうした大地震に対する無防備な状態について、最低限の対応が取れるようにしておけば助かる可能性も上がりますし、次の行動にもスムーズに移行できますね。

  • 就寝は、大きな家具がない部屋で、枕元には懐中電灯とスマホを置いておく
  • お風呂に入るときは、浴槽にお湯をはって、万一の断水にも備える
  • トイレのドアの近くに洗濯機や家具を置かない(洗濯機や家具の転倒でトイレのドアが開かなくならないようにする)
  • 飲み会では、記憶が無くなるまで飲まない
  • 通勤電車は、なるべく座るようにし、立つなら車内の端にもたれられる位置(電車が駅間で長時間にわたり立ち往生することが考えられるため)

これらは簡単なことですが、なかなか出来ない人もいるのではないでしょうか。

他にもいろいろなケースが考えられます。ご自身で、あるいはご家族で相談されることをおススメしますよ。

防災イベントで起震車を体験する

余談ですが、防災イベントに行くと、ときどき「起震車」が展示してある場合があります。起震車っていうのは、模擬的に地震の揺れを体験することができる車両ですね。

震度7の揺れを体験することができるので、「大きな地震を経験したことが無いよ」っていう方はぜひ体験されることをおススメします。

実際のところ、震度5強以上になると立っているのも辛いですね。震度7に関しては、古い木造住宅は倒壊し、コンクリート構造物でさえ耐震基準を満たしていないものは倒壊のおそれがあります。

また、地震で怖いのは強い揺れだけではありません。

関東大震災(1923年)では大規模な火災が発生して、これに巻き込まれて亡くなった方が大勢いましたし、東日本大震災(2011年)では津波による犠牲者が圧倒的に多かったことは記憶に新しいところです。地震の強い揺れで建物が倒壊して多数の犠牲者が出たのが阪神淡路大震災(1995年)です。

いま心配されている南海トラフ地震に関して言えば、関東大震災の火災、阪神淡路大震災の建物倒壊、東日本大震災の津波、この3つが複合的に起こる大地震と考えるのが良いでしょう。

まとめ

南海トラフ地震のような大地震に対して、私たちのできることには限りがあります。ましてや地震がいつ起きるかすら分からない状況では、なかなか地震に対する意識や備えを継続することも難しいですよね。

最低限、日常生活の中で地震に対して油断してしまう時間帯について、できることを準備しておくことが大切だと思いますね。

ぜひご家庭で相談されてみてはいかがでしょうか。

 

 


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