可愛いペットが迷子になってしまったときの対処法

ペット

犬や猫などのペットは、自分の住所や名前を話すことができません。もしも、迷子になったり、災害で行方不明になってしまったとき、どうすれば見つけることができるのでしょうか?

「動物の愛護及び管理に関する法律(以下、動物愛護管理法)」では、犬や猫などの動物の所有者は、自分の所有であることを明らかにするために、マイクロチップの装着等を行うべき旨が定められていますが、拾ってきた犬や猫の場合ですとそこまでやっていない方が多いのではないでしょうか。

今回は、可愛いペットが迷子になってしまったときの対処法について考えます。

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ペットが迷子にならないために

普段、家の中で飼育している犬や猫を誤って屋外で放してしまうと、勝手に好きな方向へ走っていってしまい、迷子になる確率が高いです。私も、かつて猫を飼っていたんですが、ちょっと油断した隙に逃げられてしまい、近所を探したんですが一向に見つかりません。なんとか3日後くらいに無事に家に戻ってきてくれたので良かったんですが、とても心配したことを覚えています。

 

犬や猫が迷子になってしまうケースとして、次のようなことが考えられます。

  • 雷や花火など大きな音に驚いて走り去る
  • 散歩の途中に放れてしまう
  • 締め忘れたドアや窓から外に出てしまう
  • 移動中に車内から飛び出してしまう
  • 地震などの災害でパニックになって逃げてしまう

出典:環境省ホームページ(知っていますか? 動物愛護管理法

 

こうしたペットの迷子対策として、動物愛護管理法では、ペットの飼い主の責務として、きちんと所有明示(身元表示)するように定められているんです。具体的には、飼い主が分かるように首輪や迷子札、脚環、マイクロチップなどを装着することとされています。

こうしておけば、万一迷子になってしまったときに、誰かに保護されたら飼い主に連絡がとれますから、有効な方法ですよね。

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マイクロチップの装着

 

環境省ホームページでは、ペットの迷子対策として有効なマイクロチップの詳細について説明されています。可愛いペットと離ればなれになってしまっても、保護された場合に飼い主のところに戻れる可能性が高まりますから、まだマイクロチップを未装着の方はぜひ検討をおススメします。

マイクロチップによる個体識別

  • 動物愛護管理法では、犬や猫などの動物の所有者は、自分の所有であることを明らかにするために、マイクロチップの装着等を行うべき旨が定められています。
  • 特定動物(危険な動物)や特定外来生物を飼う場合には、マイクロチップの埋込みが義務づけられています。
  • 犬や猫を海外から日本に持ち込む場合には、マイクロチップなどで確実に個体識別をしておく必要があります。また、海外に連れて行くときには、マイクロチップが埋め込まれていないと持ち込めない国があります。

マイクロチップとは

  • マイクロチップは、直径2㎜、長さ約8~12㎜の円筒形の電子標識器具で、内部はIC、コンデンサ、電極コイルからなり、外側は生体適合ガラスで覆われています。
  • それぞれのチップには、世界で唯一の15桁の数字(番号)が記録されており、この番号を専用のリーダー(読取器)で読み取ることができます。
  • 動物の安全で確実な個体識別(身元証明)の方法として、ヨーロッパやアメリカをはじめ、世界中で広く使われています。
  • わが国でも、近年犬や猫などのペットを中心として利用者が急増しています。

主な特徴

  • 一度体内に埋込むと、脱落したり、消失することはほとんどなく、データが書きかえられることもないため確実な証明になります。
  • リーダーから発信される電波を利用して、データ電波を発信するため、電池が不要で、半永久的に使用できます。
  • 過度な痛みや負担を与えないので、ほ乳類、鳥類、は虫類(カメ・へびなど)、両生類(カエルなど)、魚類など、ほとんどの動物に使用できます。

マイクロチップのメリット

  • 迷子や地震などの災害、盗難や事故などによって、飼い主と離ればなれになっても、マイクロチップの番号をリーダーで読み取り、データベースに登録された情報と照合することで、飼い主のもとに戻ってくる可能性が高くなります。
  • リーダーは、全国の動物保護センターや保健所、動物病院などに配備されています。

埋込みの方法

  • 通常の注射針より少し太い専用のインジェクター(チップ注入器)を使って体内に注入します。正常な状態であれば、体内で移動することはほとんどありません。
  • 痛みは普通の注射と同じくらいといわれており、鎮静剤や麻酔薬などは通常は必要ありません。
  • 埋込場所は、動物の種類によって異なりますが、犬や猫の場合では、背側頚部(首の後ろ)皮下が一般的です。
  • 犬は生後2週齢、猫は生後4週齢頃から埋込みができるといわれています。
  • 費用は、動物の種類や動物病院によって異なりますが、犬や猫の場合では、数千円程度です。
  • マイクロチップの埋込みは、獣医療行為にあたるため、必ず獣医師が行います。詳しくは、お近くの動物病院にご相談ください。

飼い主データなどの登録の方法

  • マイクロチップの番号と飼い主の名前、住所、連絡先などのデータを、飼い主が「動物ID普及推進会議(AIPO)」のデータベースに登録します。登録料は1千円です。
  • 特定動物(危険な動物)や特定外来生物を飼う場合には、別途、特定動物の場合はお住まいの都道府県又は政令市に、特定外来生物の場合はお近くの地方環境事務所にマイクロチップの番号などを報告する必要があります。

出典:環境省ホームページ(マイクロチップをいれていますか?)を加工

犬や猫が迷子になったときの対処法

でも、何らかの原因でペットが迷子になってしまうことがあります。ペットが迷子になっている間、飼い主はどう対処すればよいのでしょうか。

まず行うべきは、ペットを探すことです。行方不明になった場所の周辺やいつもの散歩ルートなどを探すところから始めて、少しずつ捜索範囲を広げていくのが良いと思います。また、保健所、動物管理センター(動物愛護センター)、警察署にも連絡しておきましょう。

犬は行動範囲が1~5km/日と広いので、なるべく早い段階(近くにいる状況)で保護する必要があります。家族や近所の方にも協力してもらい、手分けして探すことが大切ですね。

一方、猫は意外と自宅の近くに隠れているケースが多いみたいです。飼い猫の場合、行動範囲は100~200m/日と言われていますので、自宅を中心に植え込みや側溝の中、車の下など、狭くて暗いところを探すのが良いと思います。

ペットの写真や特徴などを載せたポスターやビラなどを作って配り、周囲に探していることを伝えることも有効ですね。

まとめ

家族同様に大事なペット。でも、ある日突然迷子になってしまったら大変です。まずは、迷子にならないように、しっかりと管理することが第一ですね。そして、迷子になったことを想定した首輪やマイクロチップなどの対策です。

とくに屋外に連れて行くときは要注意ですよ。私も猫を車に乗せて買い物に行ったことがあるんですが、うっかりドアを開けた瞬間に猫が脱走してしまい、大変な目に遭いました。この時は、狭い塀の中に隠れていたのでなんとかすぐに保護できましたが、なかなか見つからないと本当に心配ですよね。探すのに手間取ると交通事故に巻き込まれるおそれも出てきます。

また、親が外出して、自宅に小さな子供とペットだけにする場合も要注意ですね。子供が窓を開けてしまったら、そこからペットは飛び出してしまいます。

飼い主が悲しむのと同様に、ペットも不安になると思います。ペットが迷子にならないように十分注意したいですね。

 


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