火山性地震が続く焼岳、御嶽山は噴火警戒レベル1で噴火したけど大丈夫?

自然災害

北アルプスの焼岳(長野県、岐阜県)で、23日から火山性地震が2,000回以上観測されています。24日も同様の火山性地震が相次いで発生しており、地元の岐阜県高山市でも震度1の地震をこれまでに19回観測しています。

気象庁によれば、地下の熱水やマグマの動きを示すとされる火山性微動は発生しておらず、地殻変動や噴煙の状況に特段の変化はないとし、噴火警戒レベル1の「活火山であることに留意」を継続しています。

しかし、2014年には御嶽山が同じ噴火警戒レベル1で噴火していますが大丈夫なんでしょうか? 今回は、火山噴火について考えます。(本記事は11月24日のものです)

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焼岳・気象庁地震火山部発表(平成30年11月24日 16時10分)

出典:国土交通省北陸地方整備局(高原川流域ライブカメラ

 

気象庁地震火山部によれば、焼岳の状況は次のとおりとなっています。

平成30年11月24日16時10分 気象庁地震火山部発表
噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続
 焼岳では、22日09時頃から山頂の北西1kmから2km付近を震源とする地震の多い状態が継続しています。この地震に関連して、浅部の火山活動の活発化を示す現象は認められていません。

<火山活動の状況>
焼岳では、22日09時頃から山頂の北西1kmから2km付近で海面下約3kmとやや深いところを震源とする地震活動が継続しています。本日(24日)も地震の多い状態が続いています。
23日19時以降、本日15時までに高山市奥飛騨温泉郷栃尾で震度1を19回観測しています。
山頂付近の浅い場所で発生する低周波地震や火山性微動は観測されていません。また、地殻変動や噴煙の状況に特段の変化はありません。

この地震に関連して、浅部の火山活動の活発化を示す現象は認められていません。

<防災上の警戒事項等>
山頂付近では噴気や火山ガスの噴出に注意してください。
登山する際はヘルメットを持参するなどの安全対策をしてください。

 

焼岳と言えば、今でこそ国道158号安房トンネルが長野県と岐阜県を結んでいますが、当時、トンネル工事の真っ最中に水蒸気爆発が発生し、作業員が死亡するという痛ましい事故が発生しています。

1995年 2月11日。焼岳山頂の南東約3kmの安房トンネル建設に伴う国道158号線付け替え工事作業現場において水蒸気爆発が発生し、火山ガスを含む水蒸気と6000m3を超す土砂が噴出し、またその衝撃によって土砂崩れも引き起こされた。作業員4名が犠牲となりました。

この後、1998~1999年、 2011にかけて焼岳周辺では地震活動が活発になりましたが、いずれも沈静化し、現在に至っています。

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もし噴火警戒レベルが引き上げられると・・

現在のところ、噴火警戒レベル1ということで、入山規制も無く、普通に山頂まで登山ができる状況のようですが、なんだか怖いですね。

もしも噴火警戒レベルが引き上げられると、次のように規制がかかってきます。

  • レベル2:火口周辺規制(想定火口から約1kmまで)
  • レベル3:入山規制(想定火口から約2kmまで)
  • レベル4:避難準備
  • レベル5:避難

 

 

出典:気象庁ホームページ(焼岳の活動状況

まとめ

火山噴火というと、2014年の御嶽山噴火を思い出しますね。秋の週末、お天気の良い2014年9月27日11時52分に発生した御嶽山(長野県、岐阜県)の火山噴火です。

このときは、今回の焼岳と同じ噴火警戒レベル1でいきなり噴火したこともあって、ちょうどお昼どきに山頂付近にいた登山客ら58名が犠牲になったんです。このときの山頂付近の映像を見ましたがショックでしたね。

最近、自然災害に関しては想定をはるかに超える事象があちこちで発生しているので、なんだかとても心配です。早く地震が収まるといいですね。

 


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