【太平洋岸自転車道】国内最長ルートと主な見どころ7選

ロードバイク

2020年東京五輪に向けて、千葉県銚子市~和歌山県和歌山市を結ぶ全長1,400kmのサイクリングロード「太平洋岸自転車道が本格的に整備されることになりましたね。

もともと50年前から構想はあったんですが、昨今の自転車ブームや東京五輪などの影響もあって、国と県が2020年までに全線整備する方針を決定しました。

これが完成したら、国内最長の壮大なサイクリングコースとなりますよ。千葉から和歌山までが1本のサイクリングロードで結ばれて、太平洋を眺めつつ、爽快なサイクリングを楽しむことができるんです。

今回は、太平洋岸自転車道のルートと主な見どころのご紹介です。

スポンサーリンク

太平洋岸自転車道とは

太平洋岸自転車道は、千葉県銚子市をスタートして神奈川県、静岡県、愛知県、三重県、和歌山県の太平洋沿岸の海に面したコースを走り、和歌山県和歌山市をゴールとする延長約1,400kmの自転車道です。

じつは、この太平洋岸自転車道の構想は、今から約50年ほど前に出来上がっていたんです。

1960年代、交通事故が急増して「交通戦争」とも呼ばれていたときに、自転車や歩行者が犠牲になる事故が多かったことなどから、1970年(昭和45年)に「自転車道の整備等に関する法律」が成立しました。この法律は、交通事故の防止と交通の円滑化を大きな目的として、自転車が安全に走行することのできる自転車道の整備について定められたものです。

その後、各自治体や道路管理者がそれぞれに自転車道の整備を進めてきたんですが、設計思想がバラバラだったこともあって、標識や案内看板、コースの規格などがまるで統一されておらず、工程が遅れている区間もあちこちにあったために、一連で走行できる状態ではなかったんですね。

そこで、2020年東京オリンピックを契機に、あらためて「太平洋岸自転車道」を各県や市町村、国が連携して、全線で統一感を持たせて整備を進めることになったんです。

「太平洋岸自転車道」のルート

出典:国土交通省ホームページ

「太平洋岸自転車道」は、千葉県銚子市と和歌山県和歌山市を結ぶ全長1,400kmの自転車道です。上図の黒い線がそのルートですが、千葉県、神奈川県、静岡県、愛知県、三重県、和歌山県の6県を縦走する形になります。

また、太平洋沿岸を走行するコース設定なので、天気が良い日は青い海を眺めながら自転車で走ることができます。想像するだけで気持ちが良さそうですね。

すでに各地域では個別のサイクリングコースが順次整備されてきているんですが、これらを最終的に「太平洋岸自転車道」として繋げるという構想です。すでに全体の約6割が完成しており、残りの4割を東京五輪までに完成させる工程になっていますよ。

また、以下の2区間は自転車をフェリーに載せて移動することになります。

  • 千葉県富津市(金谷)~神奈川県横須賀市(久里浜) 所要時間40分
  • 愛知県田原市(伊良湖)~三重県鳥羽市(鳥羽) 所要時間55分
スポンサーリンク

主な見どころ7選

九十九里浜(千葉県)

千葉の太平洋沿岸といえば九十九里浜ですね。全長約66キロメートルの海岸は、日本の白砂青松100選と日本の渚百選にも選定されています。また、2020年東京五輪のサーフィン会場にもなっていますよ。

近くには、「犬吠埼灯台」や「地球の丸く見える丘展望館」などの観光スポットもあります。

南房総(千葉県)

房総半島の最南端に位置する南房総市は、南総里見八犬伝ゆかりの地としても有名です。市内に8つも道の駅があるので、サイクリングの休憩場所に困ることもありませんね。

太平洋側に丸い台地の形で突き出した岬「野島崎」。この野島崎沖は、太平洋から東京湾に入る重要な航路となっていて船舶の行き来も多く、かつては大型貨物船の沈没が相次いだ海域としても知られています。

湘南海岸(神奈川県)

「湘南」って聞くと私のような田舎者にとっては憧れの場所です。日本を代表する海水浴場があって、サーフィンの好ポイントとしても有名です。音楽や映画、コミックなどにも湘南にちなんだ地名がよく登場しますよね。

湘南海岸では、江の島や烏帽子岩など相模湾の眺望を楽しみながらサイクリングを楽しむことができます。高低差もほとんどなく、大部分が直線なので、初心者の方でも安心ですよ。

伊豆半島(静岡県)

伊豆半島の成り立ちは独特です。約2,000万年前、日本のはるか南のフィリピン海プレート上にできた海底火山がプレートと一緒にゆっくり北上して、それが100万年ほど前に本州に衝突して現在の伊豆半島が形成されたんです。

そして、自転車のメッカといえば、伊豆半島ですね。2020東京五輪では自転車競技が伊豆ベロドローム周辺で開催予定です。

伊豆半島はかなりアップダウンが厳しいです。半島を1周するコースの中でも、とくに西伊豆はあきれるくらいにアップダウンの繰り返しなので、それなりの覚悟が必要ですよ。でも、富士山を眺めながらのサイクリングは一生忘れられない思い出になること間違いなしです。

浜名湖(静岡県)

静岡県でもう一つ有名なサイクリングコースが浜名湖です。毎年、浜名湖を1周するサイクリング大会も開催されて、多くの参加者で賑わっていますね。

この浜名湖、もともとは淡水湖だったんですが1498年の大地震によって太平洋と繋がり、汽水湖になったという歴史があります。

志摩(三重県)

伊勢神宮で有名な三重県ですが、志摩市を通るサイクリングコースが磯部大王自転車道です。

眼下に志摩半島のリアス式海岸を見下ろしながらのサイクリングは爽快ですよ。近くには観光スポットの「志摩スペイン村」もあります。

南紀白浜(和歌山県)

白浜と田辺を結ぶ海岸線のサイクリングコースは、気持ちのいい海風を感じながら走行できる海岸線のコースです。比較的アップダウンも少なく、初心者の方でも安心して走行できますよ。

コース沿いには、「白浜千畳敷」や「白浜円月島」などの観光スポットがあります。

また、アドベンチャーワールドでは、パンダの赤ちゃんがお出迎えしてくれます。

まとめ

全国各地には、多くのサイクリングコースがありますが、イマイチ統一感に欠けるところがありますよね。例えば、運営主体によって案内標識やコース上の表示が違っていたり、コース設定にあたっての基本的なスタンスがバラバラなことです。

一方、2020年東京五輪までに全区間完成を目指す「太平洋岸自転車道」は、日本へのインバウンドも視野に入れた構想です。統一デザインの看板設置や路面に青色の矢羽根形の表示をするなど、日本を代表する新たなサイクリングコースとして期待が高まっていますね。

私もロードバイクが趣味なので、将来、全区間1,400kmを走破してみたいです。

 


ロードバイクランキング

にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ
にほんブログ村



コメント