遠くで暮らす母から、"梅エキス"を貰ったんですが、これ凄いですね! この歳になって初めて食べたんですけど、毎朝つまようじでちょっとだけ取ってペロッと舐めるだけで、お腹の調子は良くなるし、血液もサラサラになります。まさにスーパー健康食品ですよ。
梅エキスにはクエン酸が豊富に含まれているのでマラソンやロードバイクなどの持久力を必要とするスポーツにもおススメです。さらに毎日継続すれば、新陳代謝も上がって脂肪燃焼しやすい体になるんです。つまりダイエットにも効果抜群ということですね。
最初は、ほんのちょっと舐めただけでも酸っぱすぎて、すぐに吐き出してしまいましたが、2回目からは酸っぱさにも少しは慣れてくるので水やお茶があれば大丈夫です。
昔から「良薬は口に苦し」って言いますよね。まさに「良薬は口に酸っぱし」って感じです。本当にビックリするくらい身体のあちこちに効きますよ。しかも、つまようじの先にちょっと付けて毎朝ペロッと舐めるだけですから、常備薬として1つあれば半年は持つと思います。
今回は、毎朝ペロッと舐めるだけで超健康になれる、スーパー健康食品"梅エキス"のご紹介です。
地球上で一番酸っぱい味、梅エキス
これまでに、梅エキスを一度でも口に入れたことがある方なら、「あんなもの酸っぱくて食べれるわけないよ」って方もお見えかと思います。
私も最初はあの酸っぱさにビックリしました。喩えていえば「地球上で一番酸っぱい味」とでも言いましょうか。でも、いつの間にか病みつきになっていたんです。
- 生まれて初めて梅エキスの強烈な酸っぱさを味わった
- 二度と舐めたくないと思った
- 翌日、なぜかあの酸っぱさが気になった
- 健康のためと思って(騙されたと思って)、ちょっとだけ舐めた
- やっぱり酸っぱかった、でも身体に良さそうな感じがした
- 次の日から毎朝つまようじの先に取って舐めた
- 毎朝の日課になり、次第に身体の調子も良くなった(便秘や下痢がなく常に快便、疲労感が無くなった、風邪を引きにくくなった 等)
- 梅エキスにはまり、今では毎朝ペロッと舐めるのが日課になった
最近では、つまようじではなくお箸で取って舐めてます。でも相変わらず酸っぱいので、水で流し込んでますけどね(笑)
ところで、梅エキスって何?
梅エキスの歴史は江戸時代にまでさかのぼります。当時の医学書にすでに梅エキスの作り方も書かれていたみたいなんですが、食中毒、嘔吐、下痢、便秘、消化不良などに効能があるとされていたみたいですよ。
青梅の果肉をすりつぶして、すりおろした果肉から梅の汁を絞り出して、それをじっくり煮込んだものが梅エキスです。青梅1kgから約20~40gしか梅エキスが取れないので、とても希少価値の高い食品なんですね。
見た目は真っ黒な色をしていて、どろ~りとしています。瓶に入れて常温で保管するんですけど、なんと梅肉エキスには賞味期限が無いんです。梅肉エキスは非常に殺菌力が強いために、変質することがほとんど無いんですね。これだけでも凄い食品だと思いませんか。
梅エキスの強力な効能
現在、梅エキスの効能として次のようなものがあると言われています。ペロッと舐めるだけでこんなにたくさんの効能があるなんて、まさにスーパー健康食品ですね。
私も小さい頃に母親から「梅干しは身体に良いから1日1個は食べるように…」ってよく言われましたけど、梅エキスには梅干しの9倍以上の効果があると言われています。
梅の果肉から梅の汁を絞り出して作っているので、耳かき一杯ほどの梅エキスでもこんなに効果が得られるんですね。
①インフルエンザの予防
梅エキスには、体内に侵入した細菌やウイルスをやっつける免疫細胞を活性化し、免疫力をアップさせる効果があります。また、インフルエンザウイルスの活性を抑える働きもあります。とくに感染初期において、梅エキスはウイルス活性阻害に対して高い効果を示します。
②抗アレルギー作用
花粉症の治療には抗ヒスタミン剤が広く使われていますが、梅エキスには、この抗ヒスタミン剤と同様の働きがあります。
③活性酸素消去作用
梅エキスには、老化の最大の敵にして多くの生活習慣病の元凶である活性酸素を消去する働きがあります。
④カルシウム吸収率をアップ
骨粗しょう症を予防するためには、毎日の食事からカルシウムをとることが重要ですが、梅エキスにはカルシウムの吸収率を最大で30%も高めることがわかっています。
⑤抗ストレス作用
梅肉エキスは副腎皮質刺激ホルモンの分泌を抑え、さらにストレス抑制物質の量を増やすという「二重の働き」で、ストレスをやわらげることが明らかになっています。梅肉エキスは100%自然の産物ですから、抗うつ剤のように副作用の心配はまったくいりませんね。
⑥強力な殺菌作用
梅肉エキスにはクエン酸が含まれるため、強力な殺菌作用があります。これにより、食中毒菌を退治したり、胃がんや胃潰瘍の大きな原因と考えられているピロリ菌も殺菌することができます。
⑦胃腸の活性化作用
梅エキスに豊富に含まれる有機酸の働きで、胃液の分泌を正常にして食べ物の消化吸収をよくする効果のあることがわかっています。また、便秘と下痢といった相反する症状にも効果があるんです。
⑧疲労回復作用
クエン酸をたくさんとればエネルギー代謝がよくなって、疲れにくい体をつくることができます。梅エキスにはレモンの10倍ものクエン酸を含んでいるんです。
⑨肝臓の保護・強化
梅エキスには、肝臓を保護し、強化する働きのあることがわかっています。梅肉エキスに豊富に含まれる有機酸が肝機能を高め、アルコールなどの処理能力を高めます。また、肝臓に脂肪が溜まるのを防ぎ、脂肪肝も予防してくれます。
⑩美容効果
「皮膚は内臓の鏡」といわれますが、肝臓が悪ければ肌がカサついたりしますし、便秘がひどければ吹き出物が出ます。逆に、内臓が健康であれば、皮膚は輝きを増し、ハリのある美しい肌になります。つまり、体内が美しい“内臓美人”となることが、真の美しさや若さを得る近道になります。梅エキスの酸味によって分泌される唾液には、若返りホルモンのパロチンが含まれており、細胞を活性化して老化を防ぎます。
⑪血流改善作用
梅エキスは、血液をサラサラにして流れやすくする効果があります。また、血液中にコレステロールが溜まるのを抑えてくれるので、血管が詰まりにくくなって、血管の老化を防ぎます。血流がよくなれば、動脈硬化や高血圧などの病気も予防できて、冷え症や肩こりなども予防・改善できますね。
⑫ガン予防効果
ガン予防に威力を発揮するのが梅エキスです。梅エキスは、タバコの煙に含まれるベンツピレン、地上最強の発ガン物質といわれるカビ毒・アフラトキシンの変異原性(正常な細胞をガン化させる性質)を高い確率で抑えます。また、エンドヌクレアーゼと呼ばれる酵素に働きかけてガン細胞のアポトーシス(自殺)を誘導します。さらに、免疫細胞の要・マクロファージを活性化して、ガン細胞の増殖を抑えます。白血病にも有効であることが実験で明らかになりました。抗ガン剤にも有効で、抗ガン剤の毒性を弱めて、副作用を軽くします。
常備薬として梅エキスを自宅に1つ
梅エキスには、このようにさまざまな効能があるので、常備薬として梅エキスを自宅に1つ置いておくと便利ですよ。毎朝つまようじに取ってペロッと舐めるだけなので、1つあれば半年はもつと思います。価格もとってもお買い得です。
私も一番最初に舐めたときは、今までの人生で一番酸っぱいくらいその酸味にビックリしました。いつも朝食の前につまようじを差し込んで、つまようじの先に付いてきたほんのわずかな梅エキスをペロッと舐めるんですが、それだけでも酸っぱすぎるので水で飲み込んでいます。
ちなみに、食中毒の原因となる病原性大腸菌O-157は、例外的なくらい酸に耐性を持った病原菌です。ph2.5の酸にも耐えて繁殖するんですね。ところが梅エキスはなんとph1.4。ですからO-157の繁殖を軽々と封じ込めてしまうんです。まあ、それくらい酸っぱいってことですね。
でも、徐々に酸っぱさにも慣れてきますから大丈夫ですよ。
梅エキスの作り方
梅エキスは自宅でも簡単に作ることができますよ。
【用意するもの】
青梅 1kg(できあがり約40g)、おろし金、ガーゼ、ホーロー鍋、木じゃくし
【作り方】
1.青梅をおろし器でおろして、ガーゼに包んで絞ります。
2.ホーロー鍋に入れて木じゃくしで混ぜながら、とろ火でゆっくり水分を蒸発させます。
3.出来上がった梅エキスをガラス瓶に入れて密閉して常温で保存します。
使い方は、直接少しずつ舐めてもいいですし、お湯割りにして飲むのもいいですよ。私は毎朝の朝食前につまようじに少しだけ取ってペロッと舐めて、水かお茶で流し込んでいます。間違っても舌で味わおうなんて考えない方がいいですよ。
ちなみに梅エキスは3年でも5年でも保存可能です。賞味期限なしっていうのが凄いですね。
自宅で作るのも楽しいんですが、実際のところ材料も手間も結構かかるので、私は手っ取り早くネットで90グラムの商品を購入しています。梅エキスの酸っぱさと効能は「衝撃的」ですよ。ぜひお試しください。
まとめ
最初は、「梅エキス?何それ?」って感じでしたが、一口ペロッと舐めた瞬間から「うわー酸っぱい!でも間違いなく身体に良さそう」って思えるような食品が梅エキスです。
以前、青汁のCMでありましたよね。「ん~っマズイ!もう一杯!」っていうの。まさにあのような感覚です。
お腹の調子を良くしてくれる他にも、ストレスをやわらげてくれたり、血液をサラサラにしてくれたり、さらにインフルエンザやガンの予防効果まである梅エキス。常備薬として1つあるだけでも安心できますよ。
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