プレミアムフライデーを盛り上げるには地方から

キャリア

2017年2月にスタートしたプレミアムフライデー。
毎月末の金曜日、定時よりも少し早めに仕事を終えて、家族や友人とプレミアムな時間を過ごしましょうという企画です。生活における豊かさとか、幸せにつながる体験や時間を創出して、消費の活性化や働き方改革にもつなげようとするものですね。
この略称「プレ金」とも呼ばれるプレミアムフライデーですが、1年半が経過した今、どのような状況なのでしょうか?
今回は、仕事とプレミアムフライデーについて考えてみます。

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プレミアムフライデーの効果は

プレミアムフライデーは、経済産業省と経済界が提唱・推進する取り組みで、働き方改革の一環として2017年2月にスタートしました。

「月末、金曜何しよう?」をキャッチコピーに、毎月末の金曜日は少し早めに仕事を切り上げて、新しいことにチャレンジしたり、会社の飲み会や家族との買い物・食事など、ちょっといつもと違う過ごし方をすることで、プレミアムな時間の創出と消費拡大につなげようとする取り組みです。

 

飲食店向け覆面調査サービス「ファンくる」(運営:株式会社ROI)が、今年9月にサイト利用者である20代から50代の会社員の男女5,534人を対象に「プレミアムフライデーに関する調査」を実施しています。それによれば、

  • プレミアムフライデーの日に早く帰っていますか」という質問に対して、すべての性別・年代で約3割が「はい」と回答。
  • プレミアムフライデーの日は何をして楽しんでいますか?」という質問に対して、導入されている人の約6割が「早い時間から外食する」と回答。

個人消費喚起キャンペーンとしてのプレミアムフライデーの取り組みは、一定の成果を上げていると言える結果となりました。

出典:プレミアムフライデー推進協議会事務局(プレミアムフライデー関連TOPIC

 

たしかに、スタート当初は珍しい取り組みでもありましたから、私も率先して会社の部下を誘って飲みに行ったりしました。月末の金曜日は早く帰らないとダメみたいな雰囲気も職場にありましたし、「管理職が先頭に立って見本を見せなさい。」というくらいの指令も上の方からありましたので、「これはやらなきゃ!」って思いましたね。

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なかなか休みがとれない職場実態

私の会社では、かつては休みと言えば日曜日と祝日だけで、土曜日は仕事に出ていました。それが今では完全週休2日制になり、土・日曜日と祝日は休みです。

厚生労働省の平成29年就労条件総合調査によれば、完全週休二日制の導入割合は46.9%ということなので、休日に関する職場環境は企業規模あるいは業種によってまだまだ格差があるようです。

1日の労働時間は、1企業平均7時間45分、労働者1人平均7時間43分。
主な週休制の形態をみると「何らかの週休2日制」を採用している企業割合は87.2%、「完全週休2日制」を採用している企業割合は46.9%。

週休制の形態別適用労働者割合をみると 「何らかの週休2日制」が適用されている労働者割合は 87.5%、 「完全週休2日制」が適用されている労働者割合は58.4%となっています。
出典元:厚生労働省ホームページ(平成 29 年就労条件総合調査の概況

 

いま日本は、少子高齢化の進行や育児・介護と仕事の両立といったさまざまな課題を抱える中、「働き方改革」を推進しており、2019年4月1日からは、 働き方改革関連法が順次施行されます。具体的には、

  • 時間外労働の上限規制を導入(原則、月45時間、年360時間まで)
  • 年次有給休暇の確実な取得(毎年5日、時季を指定して与える)
  • 正規雇用と非正規雇用の不合理な待遇差を禁止

が柱になっています。

言うのは簡単ですが、果たして狙い通りにうまくいくかは分かりませんよね。残業代が減れば生活が苦しくなる人だっていると思いますし、まずは正規雇用も非正規雇用も、どちらも給料を上げるところから始めてほしいと思うのは私だけでしょうか。

私の周りで消えつつあるプレ金

しかし、いま私の職場ではすでにプレミアムフライデーなるものは半ば消滅し、死語になりかけています。スタート当時は、職場のみんなと早い時間から飲みに行ったり、女房と買い物に行ったりもしましたが、半年ほど過ぎたある日、たまたま突然入った仕事のためにプレミアムフライデーのチャンスを逃してしまったんです。そうなると翌月以降もプレミアムフライデーって雰囲気ではありませんでした。「別に月末の金曜日に無理して早く帰る必要ないんじゃないの?」「仕事が暇なときに休めばいいんじゃないの。」って感じです。

当時、近所の居酒屋とかも15時頃からお店を営業してプレミアムフライデーを盛り上げようと頑張っていましたが、最近そういう看板もあまり見かけません。ちょっと寂しい気がしますね。やはり、継続的なPRや職場内の呼びかけがないと、何かと忙しい日本人にとってプレミアムフライデーは難しいのかもしれません。

シャイニングマンデーって何?

こうした中、いっとき新たなキーワードが世間を騒がせました。「シャイニングマンデー」です。これ、経済産業省が新たな施策として推奨しているわけでも何でもなく、たまたま経済産業省内でプレミアムフライデーの振替として、職員の約3割が月曜日の午前に休暇を取得したところ、マスコミに「シャイニングマンデー」というような取り上げられ方をしたそうです。

上手いこと言ったもんですね。
いずれにしても、プレミアムフライデーのような取り組みは、私としてはとても有意義なことだと思っています。そもそも日本人は働き過ぎなんじゃないでしょうか? 過労死のマスコミ報道もありますよね。会社が一丸となってプレミアムフライデーの取り組みを推進すれば、社会全体がもっと良い方向へ進むような気がします。

プレミアムフライデーを盛り上げるには地方から

久しぶりにプレミアムフライデー事務局のホームページ「月末金曜、何しよう?」を見たところ、関ジャニ∞(かんジャニエイト)をプレミアムフライデーナビゲーターとして迎え、キャンペーン・お得情報として全国各地のイベントや毎月末のプレミアムフライデーに合わせたお店の取り組みなどが紹介されていました。

しかし、イベントやお店の情報も東京に集中しており、数も多くはありませんね。地方の人たちからしたら、「プレミアムフライデーだからといって、早めに仕事を切り上げてもこれじゃ行くところが無い!?」ってことになりそうな状況です。

やはり、ここは地方から頑張ってもらって、その土地の特徴や特産品などを生かしたプレミアムフライデーの個性的な取り組みを全国へ発信してもらうことが、プレミアムフライデーを盛り上げるための近道であるような気がします。

まとめ

世の中、働き方改革とかワークライフバランスなど、まさに人生100年時代に突入です。60歳の定年を過ぎても「もっと働きなさい」という時代ですよ。人生100年時代を健康長寿で社会にも貢献しつつ元気に生き抜くためには、完全週休二日制をもっと中小企業まで広げることや、有給休暇を取りやすい職場環境をつくらないとダメだと思います。

ドリカムの楽曲にありますよね。 ♪近づいてく 近づいてく 決戦の金曜日♪
社会全体で「決戦の金曜日」(プレミアムフライデー)を盛り上げることが重要ですね。
頑張れ、プレミアムフライデー!

 

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