理容店の料金はなぜ違うの? おススメの理容店はどう選ぶ? 

生活

皆さん、理容店(床屋)をどのように選んでいますか?
子供の頃からお世話になっている行きつけの理容店。とにかく料金の安い理容店。料金は高いけどキッチリしている理容店など様々でしょうか。

私も転勤が多いので、引っ越しのたびに理容店を変えています。でもそのたびに理容店を探すのには苦労しますね。初めての理容店ですとお店の雰囲気や店員さんの技術力も分かりませんから、ネットなどで情報を収集してあれこれ吟味してお店を選ぶんです。でも、髪の毛は伸びるのを待ってくれませんから、月に一度は理容店でカットしてもらっています。

いま通っている理容店は、料金は2,000円で、所要時間は約45分です。基本的にはカット、洗髪、顔そりですが、とても丁寧にやってくれるので気に入ってます。でも、同じ理容店でも料金が4,000円くらいするお店もあれば、逆に1,000円カットのお店などもありますよね。

今回は、理容業界の裏事情とおススメの理容店について考えます。

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理容店(理容室)と美容院(美容室)の違い

本題に入る前に、まず理容と美容の違いについて整理しますね。

理容と美容は、それぞれ『理容師法』と『美容師法』という法律で、細かいことまで決められています。

理容頭髪の刈込、顔そり等の方法により容姿を整えること(刈り込み等の行為に伴う理容行為の一環として、男子に対し仕上げを目的とするコールドパーマネントウェーブを行うことは理容の範囲に含まれる)

 

美容パーマネントウェーブ、結髪、化粧等の方法により、容姿を美しくすること(女性に対するカッティングはコールドパーマネントウェーブ等の行為との関連を問わず、美容行為の範囲に含まれる)

理容と美容で大きく違うのは、理容では"顔そり"が出来ることですね。

以前は、男性は理容店、女性は美容院といった風潮がありましたが、最近では、そこの垣根もあまり無くなってきて、男性でも美容院でカット・パーマをしてもらう人がたくさんいます。

理容店、理容室、理髪店などの呼び方は、理容所の大きさなどによるものらしいです。これは、美容院、美容室、サロンも同様です。

この理容店ですが、全国の店舗数は 122,539 施設(平成28年度末)で、前年度に比べて 2,045 施設(1.6%)減少しています。一方、美容院は 243,360 施設で、3,061 施設(1.3%)増加しています。でも、髪は自然に伸びてきますから、理容店も美容院も絶対に必要なものですよね。そういう意味では不滅の業種です。

出典:厚生労働省ホームページ(平成28年度衛生行政報告例の概況

 

ところで、床屋って呼び方もありますが、この由来は江戸時代にまでさかのぼります。当時、「髪結い(かみゆい)」という職業があったんですが、移動可能な簡易な床で作られたお店で営業していたらしいんです。そういうお店を「床店(とこみせ)」って呼んでいたこともあって、今の時代では職業を表す「屋」がついて「床屋」と呼ぶようになったみたいですね。

全国的に見ると、東日本では「床屋」、西日本では「散髪屋」と呼ばれているみたいですよ。

出典:全国理容生活衛生同業組合連合会ホームページ(床屋と散髪の境界線

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理容店の「赤白青の看板」の意味

街中を歩いていると、赤・白・青のクルクル回る看板が目につきますよね。あれ、通称「サインポール」っていう理容店の看板なんです。

中世のヨーロッパでは、理容師は髪を切ったり髭をそるだけでなく、外科医としてキズの手当てなどもしていたようなんです。髭をそるときにカミソリを肌に当てるわけですから、なんとなく納得ですよね。

こうしたことから、サインポールの原型は血液を表す「赤」と包帯を表す「白」の2色で生まれたみたいですが、その後、18世紀にイギリスで、理容師のユニオンと外科医のユニオンが分裂したときに、外科医は赤白に、理容師は青を加えることが定められ、理容店の看板が今日の赤・白・青の3色になったといわれています。

昔は、赤は動脈、青は静脈、白は包帯って教えられたんですが、どうやらそれはガセネタみたいですよ。

理容店(理容室)の料金はなぜ違う?

理容店にも、全国組織の組合「全国理容生活衛生同業組合連合会」があります。加入は強制ではないようですが、全国で70,000の組合員がいるらしいので、先ほどの理容店122,539店舗(平成28年度末)のうち、約57%が組合に加入していることになりますね。

この組合に加入すると、次のようなメリットがあるようです。

  • 店舗の新築、改装時などに融資を受けられる
  • 講習会や協議会に参加できる
  • 万一の事故のとき共済保険制度で補償してくれる
  • 支部や地区など、加盟店どおしで情報交換ができる

でも、毎月の組合費の支払いや、営業時間・料金・定休日などを組合が設定した条件にしなければならないルールがあるようで、そういうことが嫌で組合に加入しなかったり、脱退する理容店もあるみたいですね。

つまり、組合に加入している理容店は、だいたい料金が4,000円前後組合に未加入の店舗は料金を自由に設定できるので1,000円カットなど格安料金設定もできる、という訳です。

良い理容店の選び方

私の主観ですが、良い理容店というのは、一言でいうと「髪型など客のリクエストに十分応えられる技術力がある」ことではないでしょうか。つまり、

  • 理容の技術が高く、スピードも速い
  • 髪に関する知識が豊富
  • 一度カットした客のことを覚えている
  • 客のリクエストに柔軟に対応できる
  • 客との会話も空気を読んで行うことができる
  • 店の雰囲気や店員の立ち振る舞いなどが自分と相性がよい

ということだと思います。

以前、1,000円カットの理容店に行ったときの話ですが、そこは店員さんが4名いて、呼ばれた順番でカットしてくれる店員さんが決まるんですが、一人だけ年配の女性店員さんがいまして、どうみても美容師さんなんですよね。それで、ヘアスタイルを伝えたんですが、どうも仕上がりが自分の希望に合わず、「もう少し短くしてほしい」と言うと、「これ以上できないから、他の店員にやってもらって」と冷たい態度だったんです。

それ以降、そこの理容店には一度も行ってませんが、料金が安ければ良いってもんじゃないですね。そういう点では、組合加入店の方が安心できると思います。

ただ、毎月理容店に通っている私からすると、1回の料金が1,000円だと年間12,000円。仮に4,000円の理容店では年間48,000円ですから、これが10年続くと差額は360,000円にもなるんです。この差は大きいですよね。

私がいま通っている理容店は、料金2,000円の組合未加入店ですが、きっちり注文どおりに仕上げてくれるので大変重宝していますよ。店員(店主一人だけ)との会話はほとんどありませんが、私もどちらかと言えば会話が少ない理容店の方が好きなので丁度いい感じです。

Sマークの理容店

組合に加入している理容店の中には、さらに「Sマーク」(標準営業約款)に登録しているお店もありますね。各都道府県の生活衛生営業指導センターに申請して、審査に合格すると登録できる制度です。

お客様が安心して理容店を選ぶ目印は、「Sマーク」(標準営業約款)です。
「Sマーク」の「S」は、Standard(標準)、Safety(安全)、Sanitation(衛生)の頭文字をとったもので、安心と信頼を保証し、 お客様がどの理容店を選べばよいか、どの理容店なら信頼できるかを判断していただくための、いわば理容店のJISマークです。
この「Sマーク」の標識を掲げている理容店は、厚生労働大臣の認可を受けた「Sマーク」制度に基づいて営業しているお店です。

 

次回、理容店に行かれたときに、この「Sマーク」が店内に飾ってあれば安心と信頼を保証してくれるお店ってことですよ。ぜひチェックしてみてください。

まとめ

理容店を選ぶときの考え方として、料金が安いに越したことはありませんが、安すぎる理容店には危険が潜んでいる可能性があります。腕が悪い、サービスが悪い、接客態度が悪いなどいろいろ考えられます。中には料金が安くても、キチンとしている理容店もありますから、事前のリサーチが大切ですね。

私は、理容店で顔そりしてもらう時が一番幸せです。逆に洗髪は前かがみになるのがちょっと苦痛ですね。息を止めていないと鼻にシャワーのお湯が入ってしまいますから(笑)

 


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