電車やバスに乗ったとき、優先席を必要としている人にキチンと席を譲っていますか?
車内が空いているときはさておき、座る場所がないような混み具合のときにお年寄りや身体の不自由な方が乗ってきたら、優先席は譲ってあげるのが一般常識ですよね。
でも、ときどきいませんか? そんなことお構いなしに堂々と優先席を占領している人。これはいけませんね。
そんな中、私も利用させてもらっている名古屋市交通局さんでは、電車・バス利用時のマナーアップポスターを掲示しているんですが、これがほっこりするんですよね。
今回は、「ゆずるなら 迷わずゆずろう 優先席」です。
優先席利用マナー
「ゆずるなら 迷わずゆずろう 優先席」
これは、名古屋市交通局の地下鉄・バスの利用客から寄せられた多くの意見のうち、件数の多かった3つのマナー(リュックサック利用、スマートフォン利用、優先席利用)について、名古屋市にゆかりがある3英傑をたとえたマナーアップポスターの1つです。

徳川家康公は、若かりし頃の自分を振り返ります。絶対に他人に席を譲らなかった昔の自分の行動を思い返し、「でぇらぁ若かったもんでかんわ」と一言。
今では、高齢者や障害者だけでなく、マタニティマークをお持ちの妊娠中の人やヘルプマークをお持ちの人といった座席を必要とする人を見かけたら迷わず優先席を譲るような思いやりのマナーを部下の忍者たちにお願いしているそうな。丸くなりましたね、家康公。
出典:名古屋市交通局
(一社)日本民営鉄道協会が、2018年10月1日~11月30日までに行った「駅と電車内のマナーに関するアンケート」では、優先席のマナーが迷惑行為ランキングの第13位となっています。
優先席は、お年寄りや身体の不自由な方に譲りましょう
世界各国でも電車やバスに優先席が設置されています。いまや優先席は世界の常識なんですね。日本でも、1970年代から「シルバーシート」とか「優先席」という名称で設置されてきましたが、ふつうに考えたら"席を必要としている人に譲ること"って当たり前のことですよね。
- 乳幼児を連れている人
- 妊娠している人
- お年寄り
- 身体の不自由な人
こういう人たちに席を譲ることは当然っていう社会にしないとダメだと思いますよ。ねっ安倍さん。
私も松葉杖をついて半月ほど通勤したことがありますけど、多くの人が席を譲ってくれて嬉しかったですね。
マナーの悪い人
お年寄りや身体の不自由な人がいるのに、優先席を占領している人っていますよね。こういう光景を見ると「あーあ、日本もおしまいだな」って感じてしまいます。
どうみても元気そうな人が優先席にどっかりと座って、スマホを触るか、目をつむって疲れたフリをする…っていうのが定番でしょうか。
ホームに電車が到着すると真っ先に優先席めがけて車内に突撃し、さっさと座る人たちってどんな神経してるんでしょうかね?
たしかに、お年寄りの中にはときどき意地悪な人もいますが、それは別として健常な人だったら、
- 席が空いていたら座る
- 席が空いていなければ立つ
- 混んでいるときは優先席には座らない
これが基本だと思いますよ。
でも、最近の若い人は素晴らしいですね。学生さんとか20代くらいの子たちは、そういう場合はたいてい席を譲ってくれます。そもそも優先席なんかに座ってませんけどね(笑)
それに引き換え、だいの大人はまるでダメです。こういうダメな大人の真似をしないようにしなければいけません。
まとめ
電車やバスに乗ったとき、優先席を必要としているお年寄りや身体の不自由な人を見かけたら席を譲るのがマナーです。公共交通機関なんですから譲り合って乗るのが当然です。
「優先席は、座席を必要とされる方にお譲りください。(by 名古屋市交通局)」
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